投稿日:2011-09-17 Sat
先日 洗い張りとお仕立てをお願いしていたところから電話があり・・「3枚全部できましたから・・・・」と
「えっ」
「1枚はすぐに仕立てます。そのほか2枚はもう少し時間がかかります。」と言うお話だったので、
あ~丁度良いなあ、1枚ずつで、お支払いも助かるしと思っていたのに
「ガア~ン」
と言っても、季節的に単衣の季節に間に合うようにという親心でしょうから
ありがたく思わなくちゃあと言いつつ、どうしよう、困ったな・・・・
ヘソクリに頼るしかない。
1枚はグレイの単衣 お召しと思っていたら、麻混の絹のきものでした。
色抜けしたところ三か所も色足ししてあり、きれいになりました。
1枚は、例の大正時代の泥染め大島
胴の部分に同じ手織りの泥染めの着物の布を足して丈を私サイズに直してあり、
裾回しも渋めの赤 柔らかいしなやかな泥染め大島の着物になって戻ってきました。
1枚は茶色の大島横がすりの模様です。
これは端切れが先にあって、あまりに私好みだったので、端切れしかない状態で保存していました。
そうしたら、ある日母のタンスの中から、同じ柄の着物がでてきたのです。
この端切れがあったので、仕立てなおしの時に丈がでました。
これで、3枚の着物が私のワードローブに加わりました。
新しい古い着物。
まずは、グレイの単衣ですね。
初めてのグレイと言う色味。今はやりの「青山スタイル」
青山スタイルとは、グレイとか黒 ベージュなど都会的な無彩色の色味の渋い着方の事。
着物の着方も、どんどん変化しています。
当然帯と着物の柄や色合わせも、色々あって、とても自由に楽しめるようになりました。
なんでも、あり!の世界です。
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