投稿日:2016-09-09 Fri
この3年間のトラブルを経て、世の中自分が考えていたほど素晴らしい世界では無いのだということが判りました。
例えば、一度も負けたことが無いという弁護士
それは、負けそうな案件は引き受けない、どんなに気の毒な案件であっても
決して、勝てない案件を引き受けないから、負けたことのない最強の弁護士なのです。
非情であろうがなんであろうが、それが現実で、熱血弁護士はドラマの世界にしかいないというのが現実。
それから、病院も・・・・・
今 病を得て、色々な医者や病院と関わって、
いままで、なんか変だなあと思っていたことがはっきりと見えてきました。
友人が以前膵臓癌で大学病院に入院しました。
すでに手術が出来ない状態で、調べたところどうも1年くらいか・・・・・という状態で、ありました。
しかし、家族と本人 病院は抗がん剤の治療を選択しました。
私は 正直驚きました。
抗がん剤を繰り返しても、体調が悪化するだけで、普通の生活は望めません。
しかし、他人である私が意見をいう立場でもなく
3回目に会いに行った時は、すでに話も出来ない状態でした。
そのあと、御主人から電話がきて 転院したと聞きました。「えっ あの状態で?」
要するに、もう命が消えかかってきているので、大学病院から追い出された・・・・・
その時は、大学病院もベッドが足りず、早く空けたいのだと思いましたが、
最近になって、自分が入院したりして、きがつきました。
大学病院は特に、癌の生還率にこだわり、
自分の病院では最後を迎えさせたくない、そうすることによって大学病院の価値があがることに固執している。
大学病院のランキングがあるのです。
さきの弁護士と同じで、末期で困っている患者や、難しい患者はなるべく引き受けたくないので、
セカンドオピニョンの料金をメチャメチャ高く設定し、受診するのを諦めさせる、病院とか・・・・・・
そういう病院が高ランクなのです、
なんか、がっかりする世の中なんだなあとしみじみ。
でも、そんなよの中でも生き抜いていくしかない私たちは、
勉強し、自分の直感力を信じて、諦めず、
まだまだ残っていると思われる良識の世界を求めて行きましょう。
うわべだけの優しさ、インチキのネットの世界にだまされず、真実を見極める力を身につけましょう。
△ PAGE UP